播磨地方でやはりこれは外せないでしょう。
ご存じ、姫路城で〜す。

案内図
これって知ってた? 1
今では国宝となり、さらに世界文化遺産になり、
姫路城は世界中からその美しさと価値がみとめられていますが、
ところがこの姫路城が、何の役にもたたず必要のないもの、
と売り出されてとり壊されそうになったことがあります。 (え〜〜〜っ
明治維新になり、1871(明治4)に廃藩置県(政府がそれまでの藩制をなくして
全国に郡県制をしいたこと)がおこなわれました。そうなると、城は無用の長物。
保存にもたくさんのお金がかかるやっかいなものになってしまいました。
これって知ってた? 2
全国のあちらこちらで城が売りに出されましたが、姫路城も売りに出されました。
その姫路城を姫路市米田町にすむ神戸清一郎さんが買い取りました。
たったの二十三円五十銭でした。
さて、買い取ったものの、神戸さんが困ってしまったのが、城の使い道です。
瓦は大きすぎて普通の家の建築には使えませんし、価値があると思った金物も
とり壊さないと使えません。そして、そのとり壊しには莫大なお金がかかると
わかって、途方にくれてしまいました。 (そりゃそうだ!
そこで、「城を焼いて鉄のクギでも拾おう」と考えましたが、そのころは城のまわりに、
まだ武士のワラぶき屋根の家がたくさんのこっていました。
「火の粉で家が焼けたらどうするんだ」と反対され、神戸さんもとうとう城をそのままに
しておくことに。 (ガーーン、神戸さんかわいそう、でも当たり前やっちゅうねん!
これって知ってた? 3
やがて姫路城は国宝になり、国のものになりました。
ところが、1927年(昭和2)に思いもよらない新聞記事が、人びとを驚かせます。
神戸さんの息子さんである神戸清吉さんから、国宝の姫路城は、
父が二十三円五十銭で買い取っていて自分のものだ、という訴えが出され、
そのことが記事になったのです。 (そりゃ、驚きまっせ
この訴えは、あまりに日がたちすぎていて、城の所有権がなくなっている、と姫路城は
無事に国のものにもどりました。その後の調査で、姫路城は買い取りが決まった後に、
その買い取りそのものが取り消しになったと考えられています。
この事件は、明治時代に城が二十三円五十銭で売られた事実を人びとに強く印象づけました。
姫路城が売られた、という話が広く信じられているのはこのためです。

姫路城は、日本を代表する城で、最も完成された姿を持った城郭建築で、木造の城郭建築群と
石造りの城壁や白壁から構成される構造がよく残っています。
このことから、1992年に日本が世界遺産条約を批准した際、日本最初の世界文化遺産として
法隆寺地域の仏教建造物群とともに姫路城の推薦を行ったところ、ユネスコの世界遺産委員会
で日本ではじめての世界文化遺産として法隆寺とともに指定を受けました。(めでたし、めでたし
ご案内
所在地 兵庫県姫路市本町68番地
TEL 0792-85-1146
入城時間 午前9時〜午後4時  (閉門 午後5時)
但し6月〜8月は 午前9時〜午後5時 (閉門 午後6時)
休城日 12月29日〜31日
入場料 大人  500円/小人(5歳から15歳) 150円

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